![ISO9001「再発不良」「ヒューマンエラー防止」に特化したQMSに再構築](http://emlabo0811.sakura.ne.jp/sblo_files/em-labo/image/em_20231219.jpg)
現在、IPC(ISO推進者会議)という組織で「行為保証2.0」を使って再発不良・ヒューマンエラー防止に特化したQMSを構築すべく、取り組みを行っています。
現在のQMSは、設計品質の問題を解決するアプローチが主流で、なかなか発生しない問題に関心を持ち続けることも難しく、忘れた頃に問題が発生し取り組み直す、ということを繰り返してしまいます。一方で、生産現場が抱える問題として「ヒューマンエラーやポカミスの人的ミスによる不良」や「再発不良」などの製造品質に関する不具合が数多くあります。本来のQMSが活用が出来るように、再発不良・ヒューマンエラー防止に特化したQMSを再構築することで、実益に沿った品質管理活動になります。
再発不良・ヒューマンエラーをなくす手法としてある程度実績がある「行為保証2.0」を活用し、実際にモデル工場を造り、その対策内容やアプローチをフィードバックしてQMSの再構築を同時に進めていくことで、試験的に1つの成功事例を模索しています。
平和発條株式会社 滋賀工場
https://www.hhk.co.jp/company/outline.html
・IPC参加者の方は、平和発條様で行われる研修に自由に参加していただけますので「行為保証2.0」について学んで頂けます。
・参加させたい方や企業様がおられましたら、まずはIPCへの参加(体験、もしくは入会)をしていただきますようお願いします。
・IPC参加者の方は、平和発條様で行われる取り組みを通してQMSへの落とし込みに積極的な支援(意見・指摘。議論)をいただきますようお願い申し上げます。
どうしても辞められないQMSの運用に困っている方は多いかと思います。違う規格に乗り換えるなど、次の策はないかと模索されているかと思いますが、自分たちの足元でもある製造品質に強みを持った品質管理に変えていきませんか?興味がある方は、IPCへお問合せ下さい。
ISO推進者会議 お問合せページ
http://ipc-web.jp/inquiry/
IPC
ISO推進者会議(略称IPC:ISO Promoters Committee)
http://ipc-web.jp/
IPCはもともとは、2001年に東京で活動を開始し、事務局を財団法人日本科学技術連盟におき、組織のISO推進担当者、審査員、コンサルタントの(審査機関の垣根を越えた)本音の語り合いを通じて「ISOマネジメントシステムの有効性を高めるための智慧を出し合っていこう」というコンセプトでした。関西での活動は、2009年11月から始まっています。その後2012年の法改正で日本科学技術連盟は「一般財団法人」となり、その機会にIPCの事務局業務を辞退されましたので、現在は事務局を株式会社創生に移しています。