
コンサルティング導入指導を終えた企業様が、その後も「品質向上活動を自社で継続できる」よう、行為保証を社内指導できるトレーナーを育成する「社内トレーナー研修」を行っております。
社内トレーナーの方々は、研修後もメンバー同士で交流を続けておられ、取り組みについての相談や、お互いの工場を見学し合ったり、外部からの品質パトロールをお願いしたりと、お互いの活動を刺激し合うように協力されています。コロナウイルスの影響でしばらく交流が途絶えていましたが、今回は弊社主催でオンラインで交流会(6/24)を開催いたしました。皆さん変わりなく、お元気そうで安心いたしました。雑談形式で、近況の取り組みや悩み相談など、気軽に集まって頂きましたが、行為保証の取り組みについて熱心に議論をされていました。
・コンサルティング指導を受けずに別工場を社内トレーナーが指導しても、うまくいかない
・なぜなぜ分析では、問題解決できないのに、真因究明ストーリー手法を使わない。使えない
・製造技術標準の見直し(導入初期に作成した製造技術標準)や、共通するものをまとめる
・品質パトロールの難しさ。マンネリ化、不安全行動を見つけられない
・問題真因構造図が理解させられない。してもらえない
・安全問題解決への応用。様々な企業が取り組んでいる
・サプライヤーの品質管理へ展開
・取り組みの劣化、企業文化にする難しさ
・現場で取り組む管理者(班長・係長など)はやる気だが、上長(部長・課長)の知識・理解不足で活動が進まない
などなど、多種多様な悩みのようですが、どの企業にも共通する事ばかりで、話は尽きませんでした。
コンサルティング指導後も、遠藤メソッドではこのようなフォローアップを行っております。継続的に活動するためには、外部からの刺激も必要です。その他にも、コロナ禍で3年振りにオンラインではなく会場開催予定の行為保証サミット2022(12/2・新大阪)などのイベントもありますので、行為保証にご興味ある方は、ぜひともご参加ください。