2018年06月22日

「製造品質」が導く 日本の強み

「製造品質」が導く日本の強み経営者の方に考えて頂きたい「日本の強み」とは?

「行為保証2.0」を導入して約10年の企業様にご協力頂き、工場見学セミナーを実施しました。
現在、その工場の工程内不良は0.4ppmというレベルになっており、市場クレームはほぼ0件となっています。工程内不良0.4ppmというと、1000万台作って4台の不良が発生すると言うレベルで、6シグマ管理を超える領域に入っております。6シグマ管理の完成品不良は3ppmと言われおり、100万台作って3台の不良が発生するレベルです。

「市場クレームを出さない企業」これが日本の強みであると考えます。

その根本は「製造品質」にあります。しかし、現在の日本に世界を凌駕する製造品質の強みがあるのか。海外の企業は、競争力強化にお金を惜しまず、日本の技術を持った60歳以上の経験者を積極的に雇用し、品質レベルの向上を図っています。製造品質が日本の強みであったことに、気づいている日本の経営者の方が少ないように感じます。

今後、日本の企業が何を武器に勝ち残っていくのか、皆さんに一度考えて頂きたいと思います。80年代「ジャパンアズナンバーワン」と謳われた時代は過ぎ去り、さまざまな品質問題や技術者の流出により、過去の栄光になりつつあります。日本は固有の文化で、江戸時代の武士社会が造った「ならぬことはならぬものです」という思想・考え方が、今の日本の品質を支える根底にあるとは考えておりますが、企業が生き残るためにはもう一段階レベルの高い品質を目指す必要があります。

もう一段階レベルの高い品質を実現する1つの解として「行為保証2.0」があります。

多くの経営者は生産性の問題を重視しますが、品質の問題である市場クレームは、生産性はもちろん多額の企業利益を損失します。品質を良くするということは、単に流出不良を押さえるということではありません。生産のコストを下げて利益を出すこということです。また、市場クレームは必ず発生してしまうものとして税金や必要経費のように考える方もおられます。

上記に事例を挙げた「行為保証2.0」導入企業様には、市場クレームはありません。あっても年に数件です。補足しますがこの会社の出荷数は、サブassyで290万台。工程内不良0.4ppmというレベルです。

今日の品質管理手法を否定するものではありません。しかし一方で、現状の手法では限界を感じている方も多くおられるのではないでしょうか?結果を変えるには、やり方を変えるしかありません。勇気を持って、今日の常識である出来栄え管理から、プロセスの出来映え(行為保証)に思想転換させてみてください。行為保証に取り組んで品質が変わらなかった現場はありません。必ず貴社現場も高品質を達成させることが可能です。

posted by 遠藤メソッド「行為保証2.0」公式ブログ at 14:54| 品質管理