2014年03月13日

福島原発事故「涌井雅之」氏の発言で…

サンデーモーニング

先日、日曜日の報道系情報番組サンデーモーニングを見ていて、驚きました。

コメンテーターの「涌井雅之」氏が、福島原発の事故を「起きてしまったことよりも体質の悪さに問題がある!」と、ばっさりと本質を指摘する発言がありました。全くの共感です。弊社のことを知ってくれているのか?「行為保証」と言わないのか?と、一瞬ドキドキしました。

行為保証の考え方では、問題の根底にはハインリッヒの法則があり、不安全状態と不安全行動がなくならない以上、同じような事故は発生する。この事故が1:29:300の29とすれば、1の重大事故が発生する事になる。生産現場からすれば、今回の事故は不良の発生になるが、現場管理者の考え方が変わらない以上ゼロはない、基本的にはゼロトレランスの思想が必要である。行為保証で提唱する、プロセス管理が必要です。

今回の事故の場合は、満杯のタンクに汚染水を入れてオーバーフローした単純なミスであり、タンク充填量がどれくらいか見ていない、もしくは空タンク指示が間違いであったかであり、指示するモノが口答であれば、行為保証(目的意識を持った動作の保証)の不足です。実際に現場に行かなければ、どんな不安全状態と行動があったのか行為保証レベルの仕事が無かったのか不明だが、「今後発生させないように、注意徹底いたします。」などのコメントは、何の対策にもならないという事です。

行為保証の考え方は、不安全行動を明確にし、その不安全状態と行動を共有するモノを製造技術標準に落とし込み、決して暗黙知にしてはならないことです。そして決まり事が守れる運用をすることですが、この考え方を出来る人が少ないため、今まで事故が減らなかったのです。

生産現場管理者はISO9001で品質が上がらないとよくいいますが、成果の上がっているところはあります。以前にもお話ししましたが、サービス業です。管理するモノが、製品かサービスかによって成果が変わるところです。サービス業はサービスを管理するのですが、まさにサービスはプロセスを管理することになり、結果成果が出るのです。この考え方は、出来映え管理をベースに思想展開しても答えはなく、プロセス管理の考え方を展開、運用出来るところに、行為保証の強みになっていると思います。

posted by 遠藤メソッド「行為保証2.0」公式ブログ at 17:22| 品質管理