2014年07月31日

社会の劣化、現場の劣化

社会の劣化、現場の劣化

ニュース番組で「社会の劣化が起きている」とコメンテーターが表現していた。

私は、品質アドバイザーの立場で多くの製造現場を見る機会がある。生産現場のモラルが低下しているのかと見ていると、結果はそのような現象になっているが、モラル低下の原因は構造的なモノであり「現場の作業者の問題ではなく管理者側の問題」である。しかし、それも管理者が悪いわけでもなく、そもそも管理者とは何かを教育されていないことが問題である。

高度経済成長時代、何もせずに成長し続け、何もしなくても良いと勘違いした経営環境があった。今日現在は、そんな都合のいい話はない。そこには教育論も、経営論もいる。ましてや現場と言う環境下では、こんなことくらい、と重視されていない製造技術が、生産現場の底支えを行なっている事が、社会の劣化、現場の劣化と感じたのが現実である。

コア技術が無いところに、現場技術といっても役に立たないことは理解できるが、コア技術があっても、現場技術が無ければ、これも成り立たず、実はこの層が人口的にも一番多く、民心の中心をなしており、その部分の社会の底落ち、底抜け現象になっているのかと思います。

アドバイザーとして、現場で働く作業者を見てみればそうではなく、非常に前向きで、求める情報を提供すれば、社会、現場技術の底抜け現象は防げます。

自分たちの行いが、会社の成長に貢献することができた時、成長する若者が見えてきます。自分の役割、貢献度が見える形にすることが大切だと感じます。大きな傷を残す前に、我々が立ち上がる必要を感じます。

posted by 遠藤メソッド「行為保証2.0」公式ブログ at 00:00| 品質管理